今月、フロリダで発生した銃撃事件の証拠用として、警察官のボディーカメラ映像が公開されました。
緊迫した状況に警察官が銃で応戦する様子が捉えられています。
警察官:声「撃たれた!倒れ込んだ!」
先週6日(水曜日)夜、フロリダ州フォートローダーデールの市バス駐車場で男が職場仕事場の同僚に向かって銃を発砲、通報を受け駆けつけた警察官らと銃撃戦になりました。
緊急通報:オペレーター「今、中に何人いますか?聞こえたいまのは銃声ですか?」通報者「銃声だ」乱射事件の容疑者は、このバス会社で働く59歳の男で、最初に42歳の同僚の男性に向け銃を撃ちました。
事務所の防犯カメラ映像には、容疑者は、事務所内で被害者を待ち、ランチボックスから銃を取り出し、至近距離で発砲する場面が写っていたという事です。
ブロワード郡グレゴリー・トニー保安官「ビデオには容疑者がその後どうするか悩む場面がありハンマーを探し出して自分の携帯を破壊するなどしました」
そして駆けつけた警察官に向かい、発砲し始めました。警察官通報者「また打ち始めた」
オペレーター「相手は撃っているのですか?オーケー、このまま通信続けてください」容疑者は、警察官に向け6発発砲、対して警察官らは合計で49発撃ち返し、容疑者は射殺されました。
グレゴリー・トニー保安官「警察が来て容疑者は死ぬ覚悟を決め、多くの人を道連れにしようとしたと思われる」
警察では、容疑者に応戦した3人の警察官の正当防衛の証拠としてこの映像を公開した、という事です。