寒波が襲うアメリカ各地で救助映像が多く出ています。そうした中ペットの犬が関わった救助もありました。
1月14日(日)ユタ州ウェストポイントの消防隊に入った緊急通報は...水が大好きな犬のボブが凍った池に飛び込んであがれなくなってしまいました。
飼い主が呼びかける中防寒服を着た消防士が池の氷を割らないよう四つん這いになってゆっくりと近づきます。
飼い主「名前はボブよ」
ボブが驚かないよう後ろから押し上げる作戦で横から池に入る消防士。でもボブは驚くどころか消防士にしがみついてしまいます。消防士は冷静にボブを氷の上へと誘導します。
そして...作戦成功!
1月18日(木)こちらはミシガン州グランド・トラバース郡の湖です。
犬を連れた65歳の男性が釣りをするために湖に張った氷の上を歩いていたところ氷が割れて落ちてしまいました。
一刻を争うこの事態に駆けつけた警官は救助に行くには氷が薄く危険だと判断。
救助用の紐のついたフリスビーを男性に投げますが届きません。
そのとき警官に見えたのは男性のそばにいた犬です。
警官「犬をこっちにこさせられるか?」
男性「名前はルービーだ」
警官「ルービーこっちにおいで!」
警官はフリスビーをルービーの首輪に巻きつけ男性に呼ぶように言います。
警官「呼んで!呼んで!」するとルービーは飼い主の男性の元へと走っていきます。
フリスビーに捕まって男性とルービーは無事救助されました。
男性が水の中にいたのはおよそ16分間であわや大惨事。
ルービーちゃん、お手柄でした!消防と警察は凍った湖に近寄るときは十分に注意が必要で1人では行動しないこと。また、子供やペットからも目を離さないよう呼びかけています。