CDC疾病対策センターは全米および世界的に「はしか」の感染者が増加していてさらなる感染拡大を防ぐためにワクチン接種を呼びかけています。
CDC疾病対策センターは世界的な「はしか」の感染者増加を受けて注意を呼びかけています。
アメリカでは、今年に入って17の州で58件の「はしか」への感染が報告されています。これは去年1年間の合計感染者数と同じで感染の速さが伺えます。
3歳の息子が「はしか」に感染した母親は..
母親ジェシカ・コレッティさん「発疹が顔から身体中に広がりました本当に私の腕の中で死んでしまうかと思いました、ママが助けを呼んだから大丈夫と言い続けました」
ジェシカさんの息子は1回目のワクチンは受けていましたが2回目はまだでした。
すでに回復していますが感染源はわからないということです。
「はしか」は感染力が非常に高く1人の感染者からワクチン未接種の10人中9人が感染する威力をもっています。
衛生当局によると、今年感染した人たちのうち93%が国外渡航に関連していてほとんどがワクチン接種を完了していない1歳以上の子供だということです。
オーストリア、フィリピン、ルーマニア、イギリスなどの国で「はしか」の感染拡大が確認されています。
CDCは生後6ヶ月以上の子供について海外渡航する場合はワクチンを接種することを勧めています。
また、渡航予定のない子供も最初のワクチンを1歳で、そして2回目を4歳から6歳の間で受ける推奨された予防接種スケジュールを守るよう呼びかけています。
アレルギー・免疫専門・フアニータ・モラ医師子供は1回目の接種で93%防御でき2回目の接種なら95%から97%まで感染を防ぐことができるというとですアメリカでは、MMRと呼ばれる「はしか」、おたふく風邪、風疹に効果をもたらす3種混合ワクチン接種の証明がほとんどの保育所や学校に通うために必要です。
CDCでは、全米で感染者が爆発的に増えるというのは考えにくいがワクチン自体に反対し未接種の人口が固まっている一部の地域では感染拡大の可能性が心配されていています。