今週22日は、国際アースデー。世界各地で地球環境に対する様々なイベントが行われましたが、その地球環境が刻々と変化している事を目の当たりにする貴重な映像が公開されました。
これは、人類が初めて目撃する映像です。産まれて半年。産毛の残る皇帝ペンギンの群れ南極大陸の西側に位置する高さ15メートルある氷の崖をペンギンが行進です。
ナショナル・ジオグラフィック・バーティー・グレゴリーカメラマン「いったい何がおきているんだ?」
およそ700羽の幼いペンギンが躊躇する中、勇敢な1羽が飛び込みます。
カメラマン「信じられない!飛べたよ!」すると次から次へと海に飛び込みます。
これはナショナル・ジオグラフィックによって数ヶ月前に初めて撮られて映像です。
カメラマン「これまで見た皇帝ペンギンが海に飛び込むのは最大でも数フィートの高さからだ」
このジャンプはペンギンが食べ物を求めて海に飛び込む、巣立ちの行為で気候変動による氷の高さもモノともせず、本能的な対応能力でジャンプしています。
カメラマン「すごい初泳ぎぎだ!」
氷に囲まれた高い崖から果敢に初ダイブをする姿は壮絶です。
見た目には、動物の生態を記録した微笑ましい映像ですが、環境の変化で、これまでにない高さから飛び降りなければ生きていけないペンギンたちの現実、それを取り巻く地球温暖化の深刻さが伺えます。