ケンタッキー州の銀行で銃乱射事件が発生、5人が死亡しました。容疑者は解雇を通告された従業員でした。
10日月曜日、ケンタッキー州ルイビルの銀行で25歳の男が銃を乱射し、従業員5人が死亡、8人がけがをしました。通報のひとつは「 クローゼットに隠れていています。銃声が聞こえます。」と銀行の中からでした。通報を受けて現場に向かった警察官にフロントロビーで待ち受けていた容疑者が発砲しました。打ち合いとなり、容疑者は射殺されました。容疑者に頭を撃たれた警察官は重傷だということです。警察学校を卒業してわずか10日でした。
容疑者は、銀行の従業員、コナー・スタージョン25歳で、解雇を告げられていたということです。スタージョン容疑者は銀行の正面玄関から入り、会議室で銃を発砲。その様子をソーシャルメディアでライブ配信していたということです。ケンタッキー州選出のモーガン・マクガービー下院議員は会見で「容疑者は少なくとも1人に破滅的な行動をとる可能性を伝えていました。」と語りました。
事件の日、容疑者の母親も警察に通報していました。母親は「息子が銃を持ってルイビルの銀行に向かったかもしれません。どうしたらいいのか、助けてください。息子はいい子で、人を傷つけたりしない。こんなこと一度もなかったんです。どうかお願いします。」 と交換手に伝えました。家族によると、スタージョン容疑者は精神的に不安定だったものの、事件を起こす兆候なかったいうことです。犯行に使われたのはAR15ライフル銃で、事件の6日前に合法的に購入されていました。