ワクチン接種をためらう人に、接種を受けてもらおうと各自治体が独自の取り組みを行っています。
5日水曜日、ニューヨーク州では、ヤンキースタジアムとメッツのシティ・フィールドでワクチン接種を受けた人には無料チケットを配布すると発表しました。クオモ知事「試合の時にワクチン接種を受けられます。接種を受ければ無料チケットがもらえます。」
3日日曜日、ニュージャージー州では21歳以上を対象に、5月中にワクチン接種を受けた証明カードを持参すれば、対象のブリューワリーでビール一杯が無料になる特典を発表しました。
また、4日火曜日、テネシー州メンフィスでは、18歳以上を対象に接種を受けた人に抽選で新車をプレゼントすると発表。
3日月曜日、カリフォルニア州ランカスターでは、16歳~18歳を対象に、6月末までに接種を受けてソーシャルメディアに写真を投稿するなどすれば、最大で1万ドルの奨学金を提供すると発表しました。パリス市長「若者が接種を受ける動機付けとワクチンへの抵抗を減らすためです。」
ニューヨークのデブラシオ市長は6日木曜日、ニューヨークを訪れる観光客にジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種を無料で行う構想を発表しており、州政府の許可がおりれば、週末にも、タイムズスクエアなど市内の観光名所で移動式接種会場を設ける準備があるとしています。これが実現すれば今後世界中からニューヨークのワクチンツアー客が殺到するかもしれません。