テキサス州の小学校銃乱射事件。犠牲者の家族が悲痛な胸の内を語りました。
事件で犠牲となった21人のうち19人が子供でした。事件当日、子供の安否がわからず、多くの家族が不安に包まれていました。エリアナ・クルーズ・トレスさん10歳の祖父もその1人です。夜になっても安否が確認できずにいました。エリアナさんの祖父は「孫が生きているのかわからないのはつらい。」と語りました。その後エリアナさんの死亡が確認されました。
小学4年生の特別支援教育を担当していた教師のエバ・ミレレスさんは、この学区で教師として17年間務めてきました。元生徒の保護者は「ミレレス先生は娘と積極的にふれあい、毎日全力で教えてくれる先生でした。」と語りました。
ハビエル・ロペズくん10歳は事件の数時間前、学年の優等生として表彰され、表彰式には母親が参加していました。母親が息子を見た最後の姿となりました。ハビエルくんの祖母は「帰って来ると思って学校に送り出したのに、帰って来ないなんてつらいです。」と語りました。
アメリー・ジョー・ガルサさんは、2週間前に10歳になったばかりでした。父親はSNSに「娘は天使と一緒に飛び立った」と投稿しています。
アナベル・ロドリゲスさんとジャッキー・カゼレスさんは従姉妹で4年生の同じクラスでした。2人とも銃撃の犠牲となりました。