路線バスの乗客と運転手が車内で銃撃戦。2人とも重症です。
ことの発端は先月18日、ノースカロライナ州シャーロットで路線バスが走行中、乗客の1人オマーリ・トビアス容疑者22歳が、バス停ではない場所で下ろすよう運転手に訴えたことです。運転手が次のバス停を待つよう要請したところ、トビアス容疑者は銃を取り出し運転手に銃口を向けます。運転手も自分の銃を取り出しトビアス容疑者に向けて発砲し、銃撃戦に発展しました。トビアス容疑者は腹などを撃たれ、運転手は腕を撃たれて病院に運ばれました。ともに重症ですが命に別状はないということです。車内には他に乗客2人がいましたが、けがはなかったということです。
どちらが先に発砲したかは明らかにされていませんが、トビアス容疑者は凶器による暴行などの罪で訴追されました。一方、バスの運行会社は、勤務中の銃携帯は禁止されているとして運転手を解雇しました。また、、この場合は事態を安全に収集させるために、容疑者をバス停ではない場所で降ろすべきだったとしています。運転手は勤続20年近くのベテランで、弁護士は正当防衛を主張しています。