ニューヨーク市で、全身に発疹ができるモンキーポックス・サル痘の感染が拡大しています。これまでに141人の感染者が確認されています。
ニューヨーク市でのサル痘の感染は、7日木曜日までに141人確認され、2週間で370%増加しました。市内の感染者の75%がマンハッタンで確認されており、その3分の1はLGBTQの人が多い地域です。ニューヨーク市保健当局は「接触のあった人に感染が広がっており、無症状の人からの感染も考えられます。」と語りました。
感染者の多くが、男性の同性愛者やバイセクシュアルの人です。市では、14日以内に男性同士の性交渉があった人などを対象にサル痘のワクチン接種を行っていますが、需要に供給が追いつかず、予約が取りづらい状況です。ワクチン接種に訪れた人は「友人と連絡を取り合っています。コロナの次に新たな感染症がでてきてトラウマになっています。特に同性愛者などの男性に広がっていますから 。」と語りました。