23日に正式に始まった東京オリンピック。アメリカでは、選手や関係者の新型コロナウイルスの感染を含め、伝えられています。
選手を含め、オリンピック関係者で陽性が確認された人は、22日木曜日までに91人となりました。アメリカの代表選手では、ワクチン接種が完了していた女子体操の補欠選手1人が日本で陽性反応が確認され隔離。一緒に練習していた他の補欠選手1人も隔離措置をとることになりました。男子ビーチバレーの選手が日本で陽性反応が確認でホテルで隔離。女子テニスのココ・ガウフ選手がアメリカ国内で陽性が確認され欠場。また、男子バスケットボールでは複数の選手が健康問題で不参加となりました。
ABCニュースの記者は 、東京では行動が厳しく規制されていていると報じています。「東京では厳しく行動が制限されています。車から降りることもほとんどできません。全ての会場で厳重な警備が敷かれています。」
長年オリンピックを取材しているアメリカ公共ラジオ放送「NPR」の記者も、会場周辺は不気味なほど静かだと現地からリポートしています。無観客で、メダル授与式でも選手はメダルを自分で自分の首にかけることになると、これまでのオリンピックとは一味も二味も違うものになると伝えられています。