テキサス州のダラス・ラブフィールド空港で銃撃事件が発生。37歳の女が逮捕されました。
25日月曜日、テキサス州ダラス・ラブフィールド空港のチェックインカウンター付近で、女が天井に向けて拳銃を2発、発砲した後、空港で警備に当たっていた警察官に向けて1発、発砲しました。女は警察官に脚を撃たれて身柄を拘束され、病院で治療を受けています。他にけが人はいませんでした。
女は午前11時ごろ、配車サービスの車で空港に乗り付け、一旦トイレに立ち寄り、チケットカウンター付近へと向かいました。ダラス警察署長は「容疑者は結婚や投獄のことを話しながら歩き回り、空港を爆破すると言って銃を取り出しました 。」と語りました。女が天井に向けて発砲すると空港利用者らは一斉に逃げ出し、椅子の後ろなどに身をかがめました。警察によると、辺りが騒然とする中、女は警察官や空港利用者にも銃口を向けたということです。ダラス警察署長は「現場にいた警察官が発券機の後ろから容疑者に向けて発砲しました。」と語りました。
警察官に脚を撃たれ拘束されのは、ポーシャ・オドュフワ被告37歳です。警察当局によると、被告は過去に放火や銀行強盗などの逮捕歴がありますが、精神鑑定で刑事責任能力がないと判断され収監はされませんでした。被告は2018年以降、銃の所持を禁止されており、事件で使用した銃は容疑者所有の物ではなかったということです。動機は明らかになっていません。