デルタ株のまん延で子供の感染による入院患者も増加しています。
入院患者の内、子供が占める割合が、7月以降に急増し、パンデミック始まって以来、最多となっています。先週1週間の子供の感染者数は9万4000人に上りました。子供の入院率は、先月の4倍近く高くなっています。ニューオリンズ小児病院の主任医師は「高齢者ではなく、子供に深刻な症状が増えています。子供達が呼吸不全で小児科の集中治療室に入院しています。」と語りました。
現在のワクチン接種対象は12歳以上となっていますが、こうした事態をうけて、5日木曜日、アメリカ小児科学会は、デルタ株が子供たちに脅威をもたらしているとして、現在治験が行われている5歳~11歳へのワクチン接種の承認を早めるようFDA食品医薬品局に求めました。