8月末にルイジアナ州に大型ハリケーンが上陸してから、わずか3週間で 次のハリケーン「サリー」がアラバマ州に上陸しました。
16日早朝、ハリケーン「サリー」はカテゴリー2の勢力を保ちなが上陸。メキシコ湾沿岸地域は 暴風雨に見舞われ、アラバマ州とフロリダ州の一部地域では、広範囲にわたる道路の冠水や 住宅への浸水被害がでました。家に取り残された住民の救助が続いています。フロリダ州では州兵も加わり370人以上が救助されています。
また、倒木で電線が切断されるなどし、3州にまたがり50万世帯以上で停電被害が出ました。サリーは、熱帯低気圧に勢力を落とし、ジョージア州を通過して、北西に進んでいます。今後の進路にあたる地域では引き続き、警戒が呼びかけられています。