ソーシャルメディア企業のトップらが、連邦議会の公聴会に召喚され、議員らが、子供らへの悪影響について厳しく問いただしました。
フェイスブックを運営するマーク・ザッカーバーグ氏は傍聴した家族らに対し、謝罪の言葉を述べました。(
先月31日、水曜日、連邦上院司法委員会は、アメリカの5つのソーシャルメディア会社の経営最高責任者らを召喚し、彼らに対して、「若いユーザーを保護できなかった」として非難しました。
リンゼー・グラム上院議員「君たちは血に染まっています。君たちのメディアは、まさに人々を殺しています」
公聴会に出席したのは、フェイスブックを運営するメタ社のマーク・ザッカーバーグ氏以下、元ツイッター・X、ティックトック、スナップ、ディスコードのSNS大手5社の責任者ら。
その後ろの傍聴席を埋めつくしたのは、SNSが原因で子供の命を失うなど、被害にあった家族らが集まりました。
公聴会では議員の一人が、ザッカーバーグ氏に対して家族に謝罪するよう促しました。
ジョシュ・ホーリー上院議員「あなたがこの善良な家族にした事を謝罪したらどうですか?」
マーク・ザッカーバーグ氏「皆さんにひどい経験させたことについて謝ります。皆さん家族が苦しんだことを誰にも与えたくない。そのために私たちは多額の投資をし、業界をリードする取り組みを続けていくつもりです」
5社のトップたちは、自社のSNSで新しい保護ツールを強化していることを強調。
子供たちを危害や違法コンテンツから守りながらも、オンラインコミュニケーションを管理できると主張しています。
エヴァン・シュピーゲル氏(スナップチャット社)「保護者の方には、スマートフォンなどのペアレンタルコントロールを使用することを強くお勧めします。」
ショウ・ジ・チュウ氏(TikTok社)「ティーンの保護にはゴールがないので、私たちは継続的で揺るぎない対策を続けます」
対策強化を主張する5社らトップに対して、議員らからはSNS自体の規制を厳しくするような内容の法案も出ていますが、これには同意していません。息子がSNSでのトラブルで自殺した父親は。
ブランドン・ガーフィーさん「本当に保護対策がなされなければ、どんな言葉も意味がないよ」