カリフォルニア州の州立公園で ハイキング中遭難し行方不明になっていた男性が 10日後に奇跡的に救出されました。 カリフォルニア州サンタクルズ郡の自然公園で起こった 救出劇です。
およそ300人の救助隊やボランティアが、 1週間以上前に遭難していた、ルーク・マクリッシュさんを捜索。 ルークさんは、誰にも告げず一人で近くまでハイキングに行き 道に迷って遭難しました。 約束していた父の日のディナーに現れなかったため、 家族が捜索願を出したということです。地元警察がドローンを使っての捜索を開始、 すぐに地域の消防隊も加わり救助犬なども動員して捜索に参加しました。
そして10日後、奇跡的にルークさんが発見されました。 これは発見された直後、家族と再会する瞬間です。 ルークさんの顔や体は泥まみれ。 家族との再会後すぐ病院に搬送されましたが、大きな怪我は無かったそうです。 ルークさん、今は帰宅し、家族に囲まれ回復中です。
ルーク・マクリッシュさん
「痛みがあり、少し疲れていて、声が出なくなった」
マークさんは山の道には慣れていましたが 山火事で地形が変わり方角が分からなくなりました。
その時、所持品は
ルーク・マクリッシュさん
「衣類はズボンと登山靴と帽子だけ。あとは懐中電灯とキャンプ用十徳ナイフです」
ルークさんは靴を使って水を飲みました。
ルーク・マクリッシュさん
「毎日必ず1ガロン(3.79リットル)の水を飲むようにしました。しかし後半は体が食べ物などの栄養を必要としているのを日々感じました」
ルークさんは、どれほど多くの人が
自分を助けてくれたのかを知り感極まったといいます。
ルーク・マクリッシュさん
「嬉しかったです」
家族は感謝しています。
お母さん、お父さん
「息子が生きて戻った。とても感謝しています」
しばらくはハイキングはやめますと、笑って話します。
ルーク・マクリッシュさん
「今年の残り半年分もハイキングをしましたから」
一方、カリフォルニア州フレスノ郡のキャンプ場で 20日(木曜日)4歳の男の子が忽然と姿を消し捜索が行われました。
警察無線
「4歳の男の子が行方不明 。クリスチャン・ラミレズくん
最後に目撃されたときの服装は、グレーの短パンとグレーのテニスシューズ 」
およそ50人の救助隊が捜索に乗り出しました。
フレスノ郡警察当局
「ヘリやドローンを飛ばし、ボートも出しました
そして救助隊は徒歩で捜索を行いました 」
懸命な捜索の結果、通報からおよそ24時間で救助隊がクリスチャンくんを発見。 疲れてお腹を空かせていたということですがけがもなく無事でした。
夏休みに入って山での事故も多く報告されています。警察当局は、山に入るときは人に伝えること。 また、子供は一瞬で姿を消す場合もあり 注意をするよう呼びかけています。