アメリカでは、65歳以上などを対象とした追加接種が始まりました。
先月24日金曜日、ファイザー製ワクチンの追加接種が始まりました。対象となるのは2回目の接種から6カ月以上が経過した人で、65歳以上、介護施設の利用者、18歳以上で重症化リスクのある人、医療従事者や教職員などのフロントラインワーカーです。ウィスコンシン州の住民は「65歳以上なので追加接種を受けられました。」と語りました。バイデン大統領も27日月曜日に追加接種を受け、記者からの「2回目の接種後に副反応はありましたか?」という質問に「幸い1回目も2回目も副反応はありませんでした。」と答えました。
CDC疾病対策センターによると追加接種による副反応は2回目の接種と同様に、主に倦怠感、頭痛、腕の痛みなどで数日以内に回復しているということです。追加接種は薬局や救急外来など全米3万カ所で接種可能で、24日金曜日の段階でファイザー製ワクチンを接種した2000万人が対象となっています。
モデルナ製 またはジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンの追加接種についてはFDAが調査中で、承認に数週間かかるとみられます。アメリカではいまだ7000万人が、ワクチン未接種の状況です。