空港のセキュリティチェックに大失態です。11日金曜日、男がフロンティア航空の旅客機内にカッターナイフを持ち込み、他の乗客を脅す事件がありました。
事件があったのはシンシナティ・ノーザン/ケンタッキー国際空港からフロリダ州タンパに向かっていた旅客機内です。同じ便に乗っていたベン・マッツさんは別の乗客から状況を聞いたといいます。「男がカッターナイフを持っていて、人を刺し殺したいと言っていると聞いた。」旅客機はジョージア州アトランタの空港に緊急着陸し、男は警察に取り押さえられました。
男がカッターナイフを機内に持ち込んだことについてTSA運輸保安局は、セキュリティチェックを担当していた職員による人的ミスで、男のバックパックに入っていた2つのカッターナイフのうち1本は発見したが、もう1本を見逃したとしています。発見したカッターナイフについても、規則に反して、刃の部分を取り除いて本体を男に返したということです。
TSAは、カッターナイフを見落としたTSA職員には再研修を命じ、ノーザンケンタッキー空港の職員全員に対して、荷物検査の追加トレーニングを行うとしています。