感謝祭が明け、今日から12月に入りました。ここ数日、中西部と東部の広い範囲で雪が降り交通や市民生活に影響が出ています。
雪は、オハイオ州からニューヨーク州までの範囲に降り続き、何百万もの住民が本格的な冬を感じています。ニューヨーク州北部では、多いところで3フィート以上の雪が積もっています。
高速道路にも雪が降り続き、車は、速度を時速50マイルほどに落として通行し市街の道路では、渋滞のように車の列がノロノロと進んでいます。
五大湖のエリー湖の東のエリー郡では、雪がさらに激しく、住民が家の前の雪かきや除雪車があちこちで見られます。
28日(火)のニューヨーク州北部ロチェスター空港はホワイトアウト状態で、滑走路に出た飛行機はほとんど見えません。外では機体が凍るため、蒸気などを噴射して氷を落とします。
オハイオ州では、雪の影響でクリーブランド郊外の高速道路で、複数の車とトレーラーが衝突する多重事故が発生、スリップが原因と見られています。
東海岸の南側も、フロリダ州まで気温が低く、ローリーやナッシュビルなどでは、体感温度で氷点下を下回る風が吹いています。ワシントンDCでは、珍現象も。
昨日、大統領も参加して点灯式が行われたホワイトハウス前の名物ナショナルクリスマスツリーが、2日前の28日に突風で倒される出来事もあり、作業員が総出で建て直し、無事点灯式を行うことができました。28日、ワシントンDCでは、風速毎秒18メートルという強風が吹いたということです。