年末にかけてのホリデーシーズンは国内移動が最も多い期間ですが、今週初めに東部を襲った暴風雨など全米各地で大荒れの天候で、大きな被害も出ています。
20日水曜日は、全米で4万7000便が、アメリカ国内を行き交い、高速道路などの大混雑も予想されています。
TSA、運輸保安庁では、水曜日からクリスマス当日まで、スタッフ全員動員して対応します。
しかし、今週は全米各地で非常に荒れた天気が続きました。月曜日に東海岸を襲った暴風雨の影響でニュージャージー州などの各所で洪水が発生。浸水や停電、火災なども発生し、住民は避難を余儀なくされました。
消防署長「救助も大変危険です。ガスが充満していたり電線の浸水などでショートする危険もあります」
東海岸を襲ったこの暴風雨は、南はフロリダ州から、最北のメイン州までの広い範囲で大雨や洪水などをもたらし、この被害で少なくとも5人が死亡しました。
一方、カリフォルニア州では22日(金曜日)まで洪水注意報がでています。
ロサンゼルスの北西に位置するベンチュラ郡では21日(木曜日)洪水で道路が寸断され一部で避難命令が出されました。
このホリデーシーズンの飛行機や車の移動では、現在地だけではなく目的地の天候などの情報も確認することをお勧めします。