ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカを電撃訪問しました。ゼレンスキー大統領が外国を訪問するのは2月のロシア侵攻後初めてです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍侵攻から300日が過ぎた21日水曜日、ワシントンD.C.を電撃訪問しました。バイデン大統領との会談を前に大統領のゲストハウスに滞在したゼレンスキー大統領は、まれに見る厳重な警備に囲まれました。
会談後の共同会見でジョー・バイデン大統領は「ゼレンスキー大統領とウクライナ国民に伝えたいしたい。アメリカはウクライナとともに歩み、ともにあり続ける。」と語りました。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「アメリカに感謝するために来ました。ウクライナのために尽力された人々に感謝したい。」と語りました。バイデン大統領はまた、ロシアの攻撃に対抗するための地対空ミサイル「パトリオット」を含む約20億ドルの軍事支援を約束し、両国の連帯と支援を続ける立場をあらためて強調しました。
帰国の途についたゼレンスキー大統領は、22日木曜日、途中ポーランドを訪問し、アンジェイ・ドゥダ大統領と約2時間の会談を行い、両国間関係について協議を行ったということです。