火災被害で閉鎖されていた、ロサンゼルスの大動脈の10号線が予定よりも早く開通しました。
先週11日土曜日未明に起こった高架下の火災により損害を受け一部が閉鎖されていた10号線は、24時間体制で復旧作業が続けられていました。
交通当局は閉鎖を12月半ばまでとしていましたが、感謝祭での移動ラッシュを前に19日、日曜日にハリス副大統領とカリフォルニアのニューサム州知事が会見し、同日夜に全面開通するとしました。
カリフォルニア州ギャビン・ニューサム知事「開通まで8日間。つまり今夜開通し、明日には完全に稼働する」
また、当局は出火原因を放火と断定し、パーカーを着用し、左足に火傷を負ったとられる人物を容疑者として、画像を公表し、情報を募っています。
アメリカでも最も交通量の多いとされる州間高速道路の閉鎖は迂回路などで交通渋滞を引き起こしていました。
トリプルA、米自動車協会の調査によると、ガソリン価格が下がったこともあり、感謝祭期間には、去年と比べ、2.3%多い、5500万人以上が車で移動すると予測しています。