全米でも最大規模の一つ、ロサンゼルス区の公立学校の職員らが賃金を巡って大規模なストを行なっています。
21日(火曜)ロサンゼルスのダウンタウンで大規模なデモが行われました。これはロサンゼルス統一学校区のサービス職員らが、賃金の改善を求めて、ストライキを行う中での抗議活動です。
通りを埋め尽くすのは、公立学校の職員ら、バス運転手、カフェ従業員、清掃員たちです。このストをサポートしている教師たちも大勢います
これらの学区の公立の全ての学校1,000 校ほど、 およそ42万人の生徒が数日間授業を欠席する可能性があります。
区の教育長は、「交渉は準備中で組合からの要求に応えたい」としていますが財政的問題はある、とも話しています。しかし、組合は、5 年間で 23% の昇給という地区の提案では十分ではないとし5年で30% の昇給を望んでいます。
職員たちの年間収入の平均は 25,000 ドルです。組合の委員長は、このストライキは最後の手段だと語っています。
「私たちは好んでストをしているのではない。組合員の半分は生徒の親でみな犠牲を払って運動している」
交渉は継続的に行われる予定ですが、組合側は区側の回答を了承しておらず、ストライキは木曜日まで続く可能性があるということです。