メーン州の自然公園でバケーションを楽しんでいた家族に悲劇的な事故が起こってしまいました。幼い兄弟がバドミントンで遊んでいる最中に、6才の少女の頭にラケットのシャフトが刺さり、少女は、4日後に亡くなりました。今月初め、6才のルーシー・モーガンさんと、その家族は、北部メーン州の湖畔にバケーションに来ていました。
ルーシーさんと10歳のお兄さんがバドミントンをしていたとき、ラケットの木製のグリップから、アルミニウムのシャフトがはずれ、ルーシーさんの頭を直撃、シャフトが頭蓋骨を突き刺す事故が起こりました。ルーシーさんは、救急車で病院に搬送され、集中治療が施されましたが、事故から4日後に死亡しました。キリスト教会の牧師である父親のジェシーさんは、想像を絶する悲劇について語りました。
ルーシーさんの父親 ジェシー・モーガン牧師
「偉大な神は、私たちの悲しみ、怒り、疑問のすべて受け止めてくれています」
家族の地元ニュージャージー州のコミュニティーではモーガンさん家族を支援する募金サイトを立ち上げられ、すでに12万5000ドル以上(約2000万円)を集めました。ジェシーさんが牧師を務める教会の信者らも、残されたルーシーさんの兄弟3人を見守っています。
ルーシーさんの父親 ジェシー・モーガン牧師
「妻と子供たちはサポートに本当に感謝しています」
警察当局によりますと、バドミントンのラケットに問題があった訳ではなく、ラケットを振った時に、地面などに当ててシャフトが外れたのだろうとみています。