年間200万人が訪れる首都ワシントンのスミソニアン動物園で一番の人気を誇るのがジャイアントパンダ。この動物園で生まれたパンダは4歳になると繁殖プログラムのため、中国に返還される事が協定で決まっています。今年8月に4歳になった子パンダのベイベイ。中国に向けて旅立つ11月19日、朝からたくさんの報道陣が集まり出発を見届けました。
スミソニアン動物園は米中で「パンダ外交」が始まった1972年からパンダを飼育していて、この動物園の来園者の8割が、パンダを見るためにやってくるといいます。しかし今、この動物園からパンダがいなくなってしまうのでは、という懸念が広がっているのです。その原因とは?
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取材:FCI ワシントン支社|編集ディレクター:増子貴世|編集:神野寛子
プロデューサー:浦部靖己