大統領選民主党候補者指名争いの大きなヤマ場、スーパーチューズデーの結果を受け、候補者が一気に絞り込まれました。
序盤で苦戦を強いられたバイデンシ氏でしたが、 今月3日、14の州などで投票が行われたスーパーチューズデーで 10州を制する躍進を見せ、候補者争いのトップへと返り咲きました。スーパーチューズデーを前に、 ブティジェッジ氏、クロブシャー氏が指名争いから撤退し、 バイデン氏支持に回ったことが大きな追い風となりました。そうした中、自身の選挙キャンペーンに5億ドル以上をつぎ込んだブルームバーグ氏は結果が振るわず、4日に撤退する意向を示し、 バイデン氏を支持すると正式に表明しました。一方、逆転された形で後を追うサンダース氏は、3つの州で勝利し、 大票田のカリフォルニア州でリードしています。
スーパーチューズデーで地元マサチューセッツ州でも振るわなかったエリザベス・ウォーレン上院議員も5日、選挙戦からの撤退を表明しました。これで中道派のバイデン氏と急進左派のサンダース氏の事実上の一騎打ちとなりました。