今週、大統領選に向けて副大統領候補の討論会が行われました。来週予定されている大統領候補の討論会の開催についても注目が集まっています。
11月の大統領選に向け、7日水曜日、共和党候補のペンス副大統領と民主党候補のハリス上院議員による副大統領候補のテレビ討論会が行われました。先月29日に行われた、大統領候補の「史上最悪」と呼ばれたテレビ討論会に比べ、両者落ち着いた受け答えを見せました。
15日には、フロリダ州で2回目となる大統領候補のテレビ討論会が 予定されていますが、トランプ大統領の新型コロナウイルスへの感染を受け、8日、主催団体はオンライン形式で行うと発表しました。しかし、トランプ大統領はオンラインの討論会には参加しないとし「オンライン討論会なんて時間の無駄だ」とメディアで語りました。トランプ陣営は、2回目と3回目の討論会をそれぞれ1週間ずつ延期し、対面での討論会の実施を提案しました。これに対し、バイデン陣営は、オンラインでの討論会には同意したものの、トランプ陣営が提案した日程の変更には応じないとしています。15日の2回目の討論会は行われない可能性が高く、バイデン陣営はすでにこの日に独自にオンラインでタウンホールミーティング行う計画をたてているということです。