開発が急がれる新型コロナウイルスのワクチン。しかし、実用化の時期やその効果についてなど疑問も多く、また、前例のないスピードで開発が進んでいることで安全性に不安を抱いている人も少なくないといいます。
そこで今回は、感染症免疫学が専門で、新型コロナウイルスに対する免疫応答の解析とワクチン開発に携わっているコロンビア大学医学部の辻守哉教授に、ワクチンの安全性の他、なぜここまでのピード開発が可能なのか、新型コロナのワクチンも季節性インフルエンザのように毎年の接種が必要になるのか、治療薬の開発は進んでいるのか、など、ワクチンを中心とした新型コロナウイルスの尽きない疑問をできる限り教えてもらいます。