子供用のアップルソースが鉛に汚染されていた問題でFDA食品医薬品局は食品製造会社が製造費用を節約するために安い材料を使用したことが原因とみています。
FDAは、安全とされているレベルの500倍の鉛が含まれている可能性があるとして食品メーカーのワイス、ワナバナ、シュナックスから販売されているシナモンフレーバーのアップルソースについて食すること、販売、提供をしないよう警告しています。
アップルソースの鉛汚染はサプライチェーン、供給網の過程で製造費用を安くすませるために使用されたシナモンが原因と見られています。
FDAはエクアドルにある製造工場の捜査を行なっていてこの工場が意図的に安い原材料の仕入れを行いその中のシナモンが鉛混入の原因と見て11月の終わりから商品のリコール、回収を行なっています。
CDC疾病対策センターによると鉛に汚染されたアップルソースを食べて体調を崩した子供は全米22州で少なくとも125件報告されています。
全員が6歳以下の子供で46人に鉛中毒が確認されています。
ABCニュース医療専門解説員「(鉛中毒は)症状がすぐに出ない場合もあるので少しでも心配ならすぐに血液検査を受けることが重要です」