11/6に行われた中間選挙。トランプ政権に対する国民の評価が直接結果に現れると言われ、注目を集めました。
上院は共和党が過半数を維持、下院は民主党が8年ぶりに多数派に返り咲き、いわゆる『ねじれ議会』となりました。
この中間選挙の結果について、専門家の見解は?
元共同通信記者、ジャーナリストの津山恵子さんが自らの目で見て、足で取材した現場の様子をリポートします。
ジャーナリスト津山恵子
元共同通信記者。NYを拠点に全米で幅広く社会情勢を取材。フォトグラファーも務める。「AERA 」「ビジネス インサイダー」などに寄稿。著書に「教育超格差大国アメリカ」など。
青の波と赤の壁
野党である民主党が起こしたムーブメントが青の波とすれば、それをしっかり防いだ共和党の赤の壁。
この両党の一騎打ちは上下両院だけでなく、各州知事選にも及んでいました。
津山さんはその中でも大接戦が予想されるジョージア州で選挙当日取材にあたっていました。
州知事選接戦とされたジョージアでの取材
現在のアメリカを語る上でのキーワード、分断。
この現状を自らの取材から語っていただいています。
2020年の大統領選に向けて
トランプ政権はどうなるのでしょうか。
『共和党は今回の選挙に手応えを感じており、2年後も同じ戦法をとる』
『対する民主党は新しい支持者層を獲得するための戦略が必要』
という津山さんの見解でした。
Director:Isamu Akutsu | Editor:Hiroko Jinno | Producer:Yasumi Urabe