安倍晋三元首相の訃報は、アメリカでも連日大きく報じられました。事件の第一報が伝えられた翌日の今月8日、ニューヨークで街の人に話を聞くと、やはり目立ったのが「銃のない安全な国」というイメージが強い日本で起きた今回の銃撃事件への驚きの声です。また、安倍元首相の政治手腕を惜しむ意見もありました。
在ニューヨーク日本国総領事館では、今月11日、12日の2日間に渡って記帳所が設けられました。在米邦人だけでなく、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官やダニエル・ラッセル元国務次官補、国際政治学者のイアン・ブレマー氏などアメリカ政財界の要人を含めた多くの人が弔問に訪れ、安倍元首相を偲ぶとともに、その人柄や功績を振り返りました。