先週末はジューン・ティーンスの連休で父の日も合わさり旅行を計画した人が多くいました。そうした中、各地の空港は大混乱となりました。
連休中の空港は混迷を極めました。16日(木曜日)から20日(月曜日)までに5000便以上がキャンセルとなり大勢の人が空港で長時間足止めとなりました。
旅行者ジョー・リースさんは、「私たちがアトランタ空港に着いた時は大混乱だった」と語りました。
リースさんはハネムーンでカリブ海に行き帰りは36時間かかったといいます。
こうした混乱にもかかわらず今年1月から航空運賃は47%上昇、 専門家は、原因は悪天候に加えてパンデミックによる人手不足だと指摘しています。
航空業界アナリストは、「空港職員を雇用し訓練するには時間がかかる。今年の夏の旅行はまさに地獄になる」と指摘。
ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOも空港の管制官不足も混乱の原因だといいます。
「努力はしているがどこも一緒で人手不足だ」
FAA連邦航空局は一部でコロナ感染者が出て人員が足りなくなったことは人手不足が生じているのは認めていますが大規模なものではないとしています。
航空大手はすでに7月と8月のフライトの一部をキャンセルし事態打開をはかっています。
専門家はこの混乱は来年まで続くとみていて なるべく朝一番の便と、直行便を選ぶよう勧めています。