"次世代型宇宙望遠鏡"とも呼ばれるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)。
JWSTは、30年以上、天文観測をけん引してきた"ハッブル宇宙望遠鏡"の後継機として、2021 年 12 月 25 日に宇宙に打ち上げられました。
アメリカのNASAが主導し、ヨーロッパとカナダの宇宙機関が共同で運用しています。
今後は、星や銀河、惑星が作られるプロセス、そして宇宙が誕生してから最初にできた星や銀河など、様々な天体の"始まり"を解明する調査・観測を行います。
赤外線による画期的な観測が期待されているJWSTから届いた高解像度の写真やデータは7月から順次公開されています。
このJWSTに搭載されている赤外線カメラの開発に参加した、アリゾナ大学教授の江上英一さんに、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の画期的なポイントや初期宇宙を観測する意義について伺います。
ディレクター:菅野真由 | 技術:出上卓治 | プロデューサー:浦部靖己