11月の中間選挙で決着がつかなかった ジョージア州の上院議員選挙。
決選投票が6日(火曜日)に行われ大接戦の末、 現職で民主党ワーノック議員が共和党のウォーカー候補を 押さえて勝利を収めました。
先月行われた中間選挙で、いずれの候補も50%以上の票を獲得できなかったことから6日火曜日に行われた決選投票では現職の民主党ラファエル・ワーノック議員が51.4%、 対するハーシェル・ウォーカー共和党候補が48.6%を獲得。 ワーノック議員が勝利しました。
上院では民主党がすでに過半数にあたる 50議席を獲得していますが 残る1議席の行方次第で情勢が大きく変わることからこの決選投票に全米の注目が集まっていました。
期日前投票でおよそ190万人が投票を済ませ、 1日の投票者数も記録的となり投票日には、およそ140万人が投票に訪れたということです。
共和党のウォーカー氏は政治経験のない元フットボール スター選手で11月の中間選挙 直前まではワーノック議員を追い越す勢いを見せていました。
しかし元妻からDV、家庭内暴力を告発され、また、人工妊娠中絶に反対の立場を取るにも関わらず元交際相手に中絶を迫りその資金を提供したとするスキャンダルが報じられたことで伸び悩み、結果的に逆転には至りませんでした。