今週初めからアメリカの各地で強風や大雪に見舞われ広い範囲の冬の嵐で被害もでています。
西海岸から東海岸までの広い範囲に寒波が襲い、大雪や強風など全米でおよそ1億3500万人が冬の嵐の影響にさらされています。
ミネソタ州では、知事が「平時の非常事態」を宣言し、降雪の災害救援のために州兵が出動しました。
一方、西海岸ではカリフォルニア州サンフランシスコ、ベイエリアでも、強風による倒木が 多数発生し、サンタクルーズ郡では大木が倒れ、家にいた1歳の子供が重体となっています。
ロサンゼルス郡では 1989年以来のブリザード、 暴風雪警報が出ました。
雪の影響で北部の空港を中心に 発着が遅れ、22日水曜日には、アメリカ国内で1700便以上がキャンセルされました。
アーカンソー州リトルロックでは、小型機が墜落し乗っていた5人全員が死亡しました。 この事故も強風の影響と見られています。
東海岸でもニュージャージー州などで竜巻が 発生したとみられ、家の屋根が飛ばされる被害が出ています。