カナダで広がる山火事の煙が南下し アメリカ北東部や中部などで大気汚染が深刻な状態に なっています。
アメリカの北東部では 6日火曜日から連日、深刻な大気汚染に 見舞われています。
水曜日のニューヨーク市は 日中、オレンジ色の空が広がり世界の主要都市で最も大気汚染の 深刻な地域となっています。
アダムズ市長は、心臓や呼吸器系の疾患のある人は とくに注意すること、そして全ての人に不要な外出を控えるよう呼びかけました。
6日(火)ヤンキースタジアムの上空も不気味な空が広がりました。
7日(水) にはニューヨークとフィラデルフィアで野球の試合が延期されました。
北東部を中心に 西はオハイオ州、南はジョージア州まで 大気の質の低下し、各地で外に出ないよう呼び掛けられました。
ABCニュース医療専門解説者は、非常に細かい粒子で、 突然、季節性アレルギーや呼吸器系の感染症のような症状に襲われる、と警告しています。
子供たちの屋外スポーツや外遊びは 多く地域で中止されました。
カナダの災害当局によるとすで380万ヘクタールが焼失し、この状態は 週末に雨が降るまで 続くとみられています。
呼吸器の疾患のあるかた、 お年寄り、妊婦 そして小さなお子さんは 特に気をつけるよう呼びかけられています。