今週6日、火曜日、バージニア州リッチモンドで高校の卒業式後に発砲事件が発生。2人が死亡しました。その2人の犠牲者は、男子卒業生とその父親でした。
今週6日、火曜日バージニア州リッチモンドの街中の劇場でヒュージノット高校の卒業式が行われ、式後に卒業生と親たちなどが劇場外に出たところ、いきなり発砲が起こりました。
この発砲により、5人が銃弾を浴び、そのうち2人が死亡しました。死亡したのは、その日卒業式を迎えた、ショーン・ジャクソンくん、18歳とその父親のレンゾ・スミスさん(36歳)でした。
バージニア州の捜査当局によると、発砲したのは、19歳のアマリ・ポラード容疑者で現場から逃げようとしたところを警察に拘束され、水曜朝に2件の第二級殺人罪で逮捕され、勾留されています。
容疑者は、被害者のどちらかと知り合いで、以前にもトラブルがありこの銃撃はその報復によるものとみられています。
この日、卒業式には親族などを含め数百人が参加しており、突然起こった発砲事件に現場はパニックに陥りました。
警察の発表では、銃撃により5人が銃弾を浴び怪我をしていますが命に別状はないという事です。
また、犠牲者ショーンくんの9歳の妹は混乱の最中に車にはねられましたが、病院で手当を受け回復し軽傷だったと伝えられています。
リッチモンド学区では、予定されている卒業式を一時中止する措置をとりました。
ABCニュースの調べでは、アメリカ国内で、今年に入って既に279件の銃乱射事件が発生しているという事です。