来年のアメリカ大統領選の候補者選びが本格化しています。共和党では予備選に出馬を表明する候補者、今週一気に増え熱気が高まってきています。
7日水曜日、マイク・ペンス前副大統領はアイオワ州で大統領選出馬を宣言しました。
ペンス前副大統領「憲法よりも自分を優先する人物はアメリカ大統領に決してなるべきではない」
副大統領時は、トランプ政権を支え行動を共にしてきたペンス氏ですが、2021年1月6日の議会襲撃事件以来、トランプ氏側と距離を置くなど、立場の違いを明確にしていました。
共和党ではこのほか、元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏が7日に出馬を宣言。民主党の地盤が強いニューヨークの隣のニュージャージー州で知事を2期務めたクリスティ氏も、出馬に際してトランプ氏批判を展開しています。
その他、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事も7日に出馬を宣言。これにより共和党からは、12人の候補が出馬を表明し予備選を戦うという状況になります。
メディアでは、共和党の候補が増えることで票が分散し、トランプ陣営に有利に働くとの見方もあると伝えています。