3人の警察官が精神疾患で混乱していた女性を自宅玄関で射殺する事件が起きました。 女性の遺族は、過剰防衛だとして警察官らを訴える構えです。
23日(金曜日)深夜過ぎ、女性が自宅にある火災報知器の電通線を切ったとの通報で3人の警察官が駆けつけメリッサ・ペレスさん46歳に接触。
警察官 「外に出てきなさい」
ペレスさんが 自宅に逃げ込んだところ警察官は追いかけ、 窓の網戸を外し押し入ろうとしました。それを見たペレスさんがカナヅチを手に持ったため
3人の警察官は銃を構えたということです。
ペレスさん「入ってきなさいよ!」 警察官「(大人しくしないと)撃つぞ」
ペレスさん「撃てるもんなら撃て! 令状もないくせに!」
警察によるとこの時、ペレスさんが家の中から警察官に向かってロウソク立てを投げカナヅチで窓ガラスを割ったということです。 そこで1人の警察官が発砲しますがこれは外れました。 ペレスさんがカナヅチを持って 警察官がいるドアに向かってきたので他の警察官も発砲したということです。
ペレスさんはドア越しに銃撃され死亡しました。3人の警察官は それぞれ14年, 5年、2年の経験を持っています。
サンアントニオ警察署長 は「状況からみて射殺は適切ではなかった」 とコメント。遺族は法的手段にでるといいます。
遺族の弁護士は、「警察署の組織全体が変わらなければいけない 、
そうしないとまた繰り返される 」と非難しています。