オハイオ州でスクールバスの事故で小学生の児童1人が死亡、20人以上がけがをしました。 夏休み明け、 登校一日目の悲劇でした。 22日(火曜日) オハイオ州クラーク郡で児童52人を乗せた小学校のスクールバスを含む事故が発生しました。
捜査当局によりますと 、午前8時16分ミニバンが対向車線にはみ出し、52人の児童を乗せたスクールバスに 衝突しました。スクールバスの運転手はミニバンを避けようとしましたが接触し横転しました。
児童1人がバスから投げ出され現場で死亡が確認されました。 児童23人が病院に搬送され 1人が重体です。 現在 、連邦政府はスクールバスのシートベルトを義務化していません。
州レベルで何らかの形でスクールバスのシートベルトを義務化しているのは、全米でたった9つの州でオハイオ州を含め他41州では、義務化されていません。
生徒の母親 「100%防げた事故だと思っています。もう自分の子供と会えない親がいるということに心が痛みます」
こうした事故が起きるたびにスクールバスのシートベルトを義務化するべきだとの声があがりますがなかなか実現しないのが現状です。