人喰いバクテリアの感染が北東部のニューヨークやコネティカット州などでも確認され気候変動に伴い被害が東海岸に及んでいるとして注意が呼びかけられています。
ビブリオ·バルニフィカスいわゆる人喰いバクテリアは塩分を含む温かい水中で増殖します。バクテリアに汚染された水に直接、傷口が触れたりバクテリアを含んだ生牡蠣を食べることで感染するということです。
北東部での感染について専門家は気候変動との関連を指摘しています。「被害は北東部の沿岸を北上していますメキシコ湾流の温度上昇など気候変動·地球温暖化が原因と見られます」
感染した場合の症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹部の痛み、発熱などです。
今年にはいってフロリダ州では26人の感染が報告されうち少なくとも5人が死亡。北東部のニューヨークとコネティカット州では3人の死亡が確認されています。
7月以降に報告されたコネティカット州での感染者は3人で、うち2人は傷口がある状態でロングアイランド湾に入っており1人は生牡蠣を食べたことによる感染と見られています。
感染すると死亡率は33%にのぼり注意が必要だとしています。専門家は、擦り傷などの傷口や新しいピアスやタトゥー跡がある場合は 海水や塩分を含む水に入ることを避け水中でのケガを避けるため靴を履いて入るよう呼びかけています。