先週、カリフォルニア州ロサンゼルス郡でパトカーで巡回中の保安官補が銃撃を受けて死亡した事件で18日月曜日、郡の捜査当局は、29歳の男を逮捕しました。
ロサンゼルスの中心部から北に100キロほどに位置するロサンゼルス郡パームデールで、18日、月曜日、保安官補殺害事件の容疑者の29歳の男が、自宅に立て篭もりました。
警察が、科学兵器(何?か分からず)などを家の中に投入するなどし、1時間ほどで男は自ら投降し、逮捕されました。
捜査当局は、事件発生からこの事件に関しての目撃情報などを市民に求めていて、この逮捕も、寄せられた情報を元にこの容疑者に辿り着いたという事です。
この事件は、先週16日土曜日午後6時ごろ、地域を巡回中だったロサンゼルス郡のライアン・クリンクンブルーマー保安官補の乗ったパトカーが近寄ってきた車から突然発砲され、保安官補は意識不明の状態で発見され、その後死亡しました。
捜査当局は、パトカーに発砲した瞬間の防犯カメラ映像を公開し犯人逮捕につながる情報の提供者に25万ドル(約3700万円)の懸賞金を出すと発表しました。
自ら警察車両に近づき躊躇なく発砲したこの凶悪な犯罪。犯行の動機などはまだ明らかになっていませんが、容疑者の母親は、息子は精神的に問題があったと語っています。