2日早朝、ニューヨークのブルックリンで通りすがりの男が、男女カップルをナイフで襲い31歳の男性が胸などを刺され死亡する事件がありました。
近くの高校に通う18歳の少年で、5日に警察に逮捕されました。ニューヨーク市ブルックリンの路上画面奥の方で男女カップルが黒いパーカーを着た男に殴られた後、襲い掛かられます。
ほんの少し前このパーカーの男がカップルが座るバス停のベンチ前を通り過ぎます。
しばらくしてカップルも立ち上げり同じ方向へ時刻は2日午前3:50分ごろです。
警察会見「この男はカップルを振り返り、急に『何見てるんだ』と因縁をつけました」
男性が女性の前に立ち相手から守るため、男を押し戻すと、男は激昂し、男性に殴りかかります。後ずさった男性を追うようにしてバス停のベンチに男はこの後、ポケットから取り出したナイフで男性の胸など数回刺し、ナイフは心臓まで達しました。
警察会見「男は男性の胸を蹴り、倒れた女性に罵声と共にツバを吐きました」
その後、別の人物が現れ、しゃがみ込む女性に対して謝罪しさした男の名前が「ブライアン」だと告げて立ち去りました。
警察は捜査の末、近くの定時制高校に通う18歳のブライアン・ダウリングを、5日早朝、逮捕・勾留しました。
殺害されたライアン・カーソンさん(31)「こんにちは。ライアン・カーソンです。ブルックリン在住で地域支援や政策アナリストをしています」殺されたライアン・カーソンさんは、地域では知られた政治活動家で貧困家庭の支援などを積極的に行っていました。
知人らは、彼が正直な性格で詩や文学を愛していた口々に讃えました。
近くの公園で行われた追悼集会では多くの友人たちが集まりました。カーソンさんが所属する活動団体の代表「信じがたい悲劇です。
彼の明るい未来は閉ざされ社会に悪が蔓延する。彼の死を心から悼みます」カーソンさんは知人の結婚式のパーティー帰りだったという事で、容疑者との接点も無く、警察は、路上で偶発的に起こった暴行事件だと見ています。