今年の感謝祭の連休中はここ数年で最も多くの人が移動すると予想されています。
トリプルエー、全米自動車協会は今年の感謝祭の連休中およそ5000万人が車で旅行をすると試算しています。ガソリン価格が下落、去年に比べて1ガロンおよそ40セント安く車での移動がしやすくなっています。
このため各地で渋滞が目立っています。
さらに天候の悪さが事態を悪化させました。北東部では帰省ラッシュのピーク時に大雨となり車の流れが悪くなりました。
一方、空の旅は記録的となっています。
TSA運輸保安局は、今年の感謝祭、11月17日(金曜日)から
27日(月曜日)までの連休中3000万人が空港を利用すると見ています。これは去年に比べて9%の上昇です。
21日(火曜日)と22日(水曜日)の前後が帰省のピークで1日およそ250万人が空港を利用しました。Uターンラッシュのピークは26日(日曜日)で300万人近くが空港を利用すると予想されています。
これまでの連休では人手不足が原因で遅延や欠航が相次ぐ混乱が見られました。
空港でのニアミスが今年に入って23件報告されておりこれも空港管制官の人手不足が原因とされFAA連邦航空局に対策が求められています。
各航空会社はこの連休中のために人員を増加し体勢は整っているとしています。しかし多くの乗客は
最悪の事態に備えて対応しているようです。