ロサンゼルスの大動脈「10号線」の高架下で火災があり全面的に通行止めとなり知事が非常事態を宣言する事態となっています。
11日、土曜日の未明、ロサンゼルスの大動脈「10号線」の高架下で火災があり、およそ3万平方メートルに燃え広がりました。
火災は、10号線のコンクリートの支柱やガードレールなどにも延焼し付近のビルも、火災の危険にさらされましたが、160人以上の消防士が消火にあたり、およそ3時間ほどで火災の大部分は消火されました。
火災により損傷した高架を通る10号線は、翌朝から通行止めとなりおよそ3キロが閉鎖されています。
カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事「毎日33万台以上の車両がこの通路を通っている。ロサンゼルス市民の健康と安全、経済にとって重要な意味を持つ」
現場では道路の再開通のため、24時間体制で復旧作業が行われています。
この主要道路の閉鎖で、多くの人は代替手段での通勤、通学を余儀なくされています。
ドライバー「今後数日間で、もう少しひどくなるのではないかと少し心配しています」
出火の原因については、ニューサム知事は月曜日に行った会見で、調査によると、放火の可能性があるとしています。