先週17日、土曜日は、全米の慈善団体などが決めた年に一度の記念日でしたが、この日のための重要な法廷がアメリカ各地の裁判所で開かれました
ここアリゾナ州の裁判所前では、まるでお祭りが開かれるかのような賑わいぶりです。
裁判所では、法廷が開かれ、普段、被告や弁護士が座る席には小さな子供連れの両親がいます。そして判事が、少し涙ぐみながら判決下します。
ニコル・ハートリー判事「申立人たちの訴え通り、この子供との親子関係を正式に認めます」毎年、感謝祭前週の土曜日は、アメリカの養子縁組をサポートする団体らが決めた「全国養子縁組の日」で、地域の裁判所も協力して養子縁組の法的な手続きが、この日に行われます。
マクルーアさん夫妻は、9歳のミッシェルさんを養子として迎い入れました。
ティファニー・マクルーアさん「恋に落ちたようよこの子は私たちの家族になる運命だったの」
この日、裁判所では90人の身寄りのない子供たちの養子縁組が法的に承認されました。
ニコル・ハートリー判事「裁判官として養子縁組に関われることは大変幸せに感じます」
ミッシェルさんを受け入れる兄弟たちも、証言します。
「可愛くて、楽しい」「愛してる」「養子縁組の日」は、孤児や里親探しをサポートする団体などが、2000年から始めたもので、すでに7万5000人以上の子供が、この記念日に、養子として受け入れられている、ということです。
子供たち、今年から本物の家族との感謝祭を過ごせるようになります。