宇宙開発企業、スペースXがNASAの宇宙飛行士を月に運ぶ計画のために開発している新型ロケット「スターシップ」の2回目の試験飛行を行いました。
試験飛行では18日、土曜日、テキサス州で行われ、ロケット新型ロケット「スターシップ」は前回の試験飛行よりも長い距離を飛びました。
同社によると、ロケットは離陸後、スーパーヘビーと呼ばれるブースターを分離し、地上148キロの宇宙空間に到達しました。
スターシップはその後も飛行を続けましたが、発射からおよそ8分後に通信が途絶え、「予定外の急速な分解」のため自爆装置によってメキシコ湾上空で爆発しました。
スターシップは、ブースター部分も合わせて全長およそ120メートルでと史上最も大きいロケットです。
今年4月の最初の試験飛行では離陸直後に爆発。以来、スペースX社はブースターと33基のエンジン、発射台に改良を加えてきました。
スペースXの創業者、イーロン・マスク氏は、SNS「x」に、打ち上げを成功させたと投稿しました。
宇宙に舞い上がったロケットの画像を数枚投稿し、ミッションに携わった全ての人を祝福しました。
FAA、連邦航空局によると、負傷者や公共の損害は報告されていないとのことですが、同局は、スペースX社が規制要件を遵守していることを確認するため、今回の事故に関する調査をするとしています。