ニューヨークの地下鉄で夕方のラッシュ時に銃撃事件です。14歳から71歳の乗客6人が撃たれ1人が死亡しました。ことの発端は口喧嘩と言われています。
12日(月曜日)午後4時35分ニューヨーク、ブロンクス地区の地下鉄の駅で銃撃事件が発生しました。
現場はヤンキースタジアムの近くで地下鉄が地上に出て駅は高架線上になっており上空からはホームにべっとりついた血痕がはっきりと見られます。
ニューヨーク市警察署長「これは無差別の銃乱射ではないと考えている。車内で2つの10代の若者グループがけんかを始め電車が駅に入ったところで2つのグループの少なくとも1人が銃を発砲した」
警察の調べによると、ことの発端は地下鉄車内で2つの若者グループが口論になり電車が駅に停車したところでけんかをしていた人物が車内で銃を発砲。
電車の扉が開くと銃声でパニック状態になった大勢の乗客が雪崩だし、その後、ホームでも銃が発砲されたということです。
撃たれたのは、女性2人、男性4人の6人で、うち35歳の男性1人が病院で死亡しました。
警察は3人の男が少なくとも19発発砲したとみていて3人のうち2人の防犯カメラ映像を公開し情報を呼びかけ行方を追っています。
すでに今年に入ってアメリカ国内で少なくとも49件の、複数銃撃事件が発生しており、バイデン大統領は、スーパーボウル優勝パレードの銃撃事件後すぐに、改めて銃規制の法案を通すよう議会に呼びかけています。