ニューヨークなど東海岸北部で13日早朝から大雪に見舞われました。
大雪警報が出たニューヨーク市内では、公立学校がリモート授業になったり、補欠選挙の投票などが減るなどの影響が出ました。
週明けから東海岸北部の一部では大規模な暴風雨が襲っていて、地域によっては30センチ以上の雪が積もり、この雪と強風により、一時およそ16万人の世帯が停電の被害にあいました。
各所でスリップ事故も相次ぎました。雪に足を取られ交差点で立ち往生している車を警察官が手で押して動かしています。視界も悪くハイウェーなどでも、車はスピードを落として運転します。
配送トラックドライバー「雪の運転は難しいし危ないよ。スピードを落として車間距離も取ったり注意しているよ」
ボストン市のでは、公立学校はこの日、雪のため休校。ニューヨーク市の学校でも、リモート授業で対応しましたが、市全域の学校の生徒らが一斉にログインしたためネット回線がパンクし一部で障害が発生し、授業が出来なくなりました。
ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長は、不要不急の外出を控えるよう、呼びかけました。
エリック・アダムズ市長「雪の道路に車が少ないのは良いことだ。私たちの警報の効果だね」
ニューヨークでは、朝からの大雪は午後には弱まり、セントラルパークには、平日に学校や仕事を休めた人たちが、雪だるまを作るなど、久しぶりの雪を楽しむ光景も見られました。