ニューヨーク市の地下鉄で犯罪が急増したためあらたに州兵が警備に動員されることになりました。
ニューヨーク市の地下鉄で相次いで発生した暴力犯罪を受けて、ニューヨーク州のホークル州知事は警備に州兵を動員することを6日(水曜日)に発表しました。
今年に入ってニューヨーク市全体の犯罪は減っていますが去年の同じ時期に比べて、地下鉄での犯罪は増えていて人々が不安に感じていると、しています。
キャシー・ホークルニューヨーク州知事「犯罪が減っていても人々が安心を感じなければ意味がありません、だれかが首を刃物で切られたとか、人が線路につき落とされたとか聞けばなおさらです」
750人の州兵と250人の公共交通警察が駅のホームで警備を行い、かばんに武器などが入っていないかをチェックします。
さらに精神科のチームを10組作るということです。この判断は先週、車掌の首を男が刃物で切り付けた事件直後に発表されました。
また、この知事の会見直後にも女性車掌が何者かにガラス瓶で頭を殴られ治療を受けたというニュースが飛び交い度重なる事件に不安は募ります。