シカゴ郊外の住宅地で、
高校生のカップルが乗った車に、
時速200キロを超える
スピードを出した車が衝突する事故が発生。
衝突された車を運転していた
17歳の高校生が死亡、そのガールフレンドも重傷を負っています。
事故を起こしたドライバーは、飲酒運転などの疑いが持たれています。
今月12日の夜、シカゴ郊外のグレンビューで
時速200キロを超えるスピードを出した
スポーツカーが車線を越え、左折しようとしていた車に激突。
衝突された車は、車体が真二つに切断されるほどの衝撃を受け、
運転していた17歳の高校生、マルコ・ニケティックさんが死亡。
一緒に乗っていた16歳のガールフレンドは重体となっています。
事故を起こした車を運転していたのは、
テヨン・キム容疑者(21)で、 制限速度35マイル(56.33km)を遥かに越えていて
検察側の発表では、衝突時のスピードメーターは、
131マイル、時速210キロを指していたとされます。
容疑者も重傷を負っています。
目撃者
「車は車線を超えて私の車を追い越し
猛スピードで突進した次の瞬間、空中に飛んでいました」
警察の調べでは、キム容疑者は、
体内からアルコールと、マリファナなどの薬物が検出され、
また大麻を吸う巻紙やパイプなども車から見つかっています。
キム容疑者は、アルコール及び薬物使用での運転、
過失致死などの罪で訴追されています。
死亡した、マルコ・ニケティックさんは、
数日後に行われる高校の卒業式と、プロムパーティーを
楽しみにしていたと友人は語っています。
マルコさんの友人
「彼は僕の最高の友たちでした これからもっと人生を謳歌するはずだった」
事故現場に飾られた花束や写真の前で、
マルコさんの父親は悲しみに打ちひしがれ、
ひざまずき、突然命を奪われた最愛の息子の写真に口付けをしました。